【IPOセカンダリー投資】ヒューマンテクノロジーズ(5621) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】ヒューマンテクノロジーズ(5621) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】ヒューマンテクノロジーズ(5621) 上場初日の初値予想

(金)に東証グロース市場に上場を予定している「ヒューマンテクノロジーズ(5621)」。

「ヒューマンテクノロジーズ(5621)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

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ヒューマンテクノロジーズ(5621)のIPOセカンダリー評価

事業内容 4
業績 4
公開株数 1.5
上場日程 2.5
ロックアップ 5
IPOセカンダリー評価:17/25

ヒューマンテクノロジーズ(5621)のIPO詳細

企業名 株式会社ヒューマンテクノロジーズ(Human Technologies,Inc.)
企業ホームページ https://www.h-t.co.jp/
銘柄コード 5621
市場 東証グロース
業種 情報・通信業
主幹事
  • みずほ証券
  • 大和証券
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2023年12/6(水) ~ 12/12(火)
仮条件 940円 ~ 1,020円
上場日 (金)
公開価格 1,224円
購入申込期間 2023年12/14(木) ~ 12/19(火)
公募株数 1,000,000株
売出し株数 2,288,000株
OA(オーバーアロットメント) 493,200株
当選株数合計 3,781,200株
想定時価総額 111.4億円
吸収金額 46.2億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
ニューホライズン(株) 44.44% 360日間
恵志 章夫 22.22% 360日間
奥畑 和行 11.11% 360日間
飯泉 満 11.11% 360日間
渡邉 脩次 9.11% 保有株は全株売出し
家﨑 晃一(代表取締役) 1.00% 360日間
伊藤忠商事(株) 1.00% 180日間

※ロックアップ条項のない渡邉 脩次氏の保有株は全株売出しです。

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の事業内容

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の事業内容画像出典:ヒューマンテクノロジーズ

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の主な事業内容は、勤怠管理を中心としたクラウドサービスの開発および提供を行っています。

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の事業内容詳細は以下の通りです。

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の事業内容詳細画像出典:ヒューマンテクノロジーズ/目論見書

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の強みと特徴は以下の通りです。

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の強みと特徴画像出典:ヒューマンテクノロジーズ/目論見書

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の今後の成長戦略は以下の通りです。

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の今後の成長戦略画像出典:ヒューマンテクノロジーズ/目論見書

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の業績

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の業績について。

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の業績画像出典:kabutan

2024年3月期の第2四半期時点で売上2,395百万円、経常利益は216百万円を達成しています。

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の業績(2024年3月期の第2四半期時点)画像出典:kabutan

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の主要な経営指標等の推移(連結)は次の通りです。

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の主要な経営指標等の推移(連結)ヒューマンテクノロジーズ(5621)の主要な経営指標等の推移(連結)画像出典:ヒューマンテクノロジーズ/目論見書

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の主要な経営指標等の推移(単独)は次の通りです。

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の主要な経営指標等の推移(単独)画像出典:ヒューマンテクノロジーズ/目論見書

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の上場初日における好材料と悪材料

ヒューマンテクノロジーズ(5621)のIPOセカンダリー投資を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の上場初日における好材料

IPOでは人気化しやすいSaaS関連銘柄で、業績が好調なのも好印象です。

主要な大株主には360日間のロックアップがかかっています。

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の上場初日における悪材料

公開株数が多く需給関係が悪いです。

吸収金額が大きく、上場同日には「早稲田学習研究会(5869)」も上場するので、資金分散しやすく上場スケジュールもマイナス材料です。

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の上場初日の初値予想

ヒューマンテクノロジーズ(5621)の上場初日における、初値決定前の気配値の上限価格と下限価格は以下の通りです。

【ヒューマンテクノロジーズ(5621) 初値決定前の気配値】
公募価格 1,224円
気配値の上限価格 2,816円
気配値の下限価格 918円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

上場初日の初値は公開価格前後か

ヒューマンテクノロジーズ(5621)
  • 上場市場:東証グロース
  • 想定時価総額:111.4億円
  • 吸収金額:46.2億円
  • 当選株数合計:3,781,200株

公開株数が多く需給関係が良好とは言えませんが、IPOでは人気化しやすい事業内容で、それなりに注目を集めそうなIPOです。

業績も好調ですが吸収金額が大きく、上場同日には「早稲田学習研究会(5869)」も上場するので資金分散しやすい点は否めません。

直近のIPO市況は選別が激しいことなどを総合的に判断すると、上場初日の初値は公開価格前後で落ち着くように思います。

主要な大株主には360日間のロックアップがかかっているので、初値形成後の売り圧力は低そうです。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は1,126.08円

初値が公募割れの場合、シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、引受価額の1,126円あたりで寄り付く可能性があります。

ヒューマンテクノロジーズ(5621)のIPOセカンダリー投資 まとめ

ヒューマンテクノロジーズ(5621)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 業績が好調
  • IPOでは人気化しやすいSaaS関連銘
  • 仮条件の上限価格は1,020円
  • 主要な大株主には360日間のロックアップがかかっている
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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