(月)に東証グロース市場に上場する「Laboro.AI(ラボロエーアイ)5586」。
「Laboro.AI(5586)」の事業内容や
上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、
初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。
IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。
この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。
Laboro.AI(5586)のIPOセカンダリー評価
事業内容 | 4 |
---|---|
業績 | 3.5 |
公開株数 | 1 |
上場日程 | 5 |
ロックアップ | 2.5 |
Laboro.AI(5586)のIPO詳細
企業名 | 株式会社 Laboro.AI(Laboro.AI Inc.) |
---|---|
企業ホームページ | https://laboro.ai/ |
銘柄コード | 5586 |
市場 | 東証グロース |
業種 | 情報・通信業 |
主幹事 | |
引受幹事 (委託幹事含む) |
|
BB(ブックビルディング)期間 | 2023年7/13(木)~7/20(木) |
仮条件 | 525円 〜 580円 |
上場日 | (月) |
公開価格 | 580円 |
購入申込期間 | 2023年7/24(月)~7/27(木) |
公募株数 | 1,759,800株 |
売出し株数 | 2,404,700株 |
OA(オーバーアロットメント) | 624,600株 |
当選株数合計 | 4,789,100株 |
想定時価総額 | 91.8億円 |
吸収金額 | 27.7億円 |
- ※想定時価総額は公開価格で計算
公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算 - ※吸収金額は当選株数合計で計算
公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
Laboro.AI(5586)の主要株主とロックアップ
株主名 | 比率 | ロックアップ |
---|---|---|
椎橋 徹夫(代表取締役) | 35.39% | 180日 |
藤原 弘将 | 35.39% | 180日 |
(株)博報堂 | 8.03% | |
松藤 洋介 | 7.86% | 180日 |
MCIイノベーション投資事業有限責任組合 | 3.21% | |
(株)SCREENホールディングス | 2.41% | |
(株)SCREENアドバンストシステムソリューションズ | 1.58% | 180日 |
THK(株) | 0.80% | |
日本ガイシ(株) | 0.80% | |
ZFP第1号投資事業有限責任組合 | 0.80% |
Laboro.AI(5586)の事業内容
画像出典:Laboro.AI
Laboro.AI(5586)の主な事業内容は、
機械学習を活用したオーダーメイド型AI「カスタムAI」の開発事業。カスタムAI導入のためのコンサルティング事業を行っています。
Laboro.AI(5586)の事業の概況は以下の通りです。
画像出典:Laboro.AI/目論見書
Laboro.AI(5586)のプロジェクト事例は以下の通りです。
画像出典:Laboro.AI/目論見書
AI市場の動向は以下の通りです。
画像出典:Laboro.AI/目論見書
Laboro.AI(5586)の特徴と優位性は以下の通りです。
画像出典:Laboro.AI/目論見書
Laboro.AI(5586)の業績
Laboro.AI(5586)の業績について。
画像出典:kabutan
売上が右肩上がりで成長しており、第2四半期時点で売上約637百万円、経常利益は101百万円を達成しています。
画像出典:kabutan
Laboro.AI(5586)の業績等の推移は次の通りです。
画像出典:Laboro.AI/目論見書
Laboro.AI(5586)の上場初日における好材料と悪材料
Laboro.AI(5586)のIPOセカンダリー投資を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。
Laboro.AI(5586)の上場初日における好材料
購入単価が低いIPO(1,000円以下)は初値が上昇しやすい傾向にあります。
IPOのテーマとしては人気化しやすいAI関連事業です。
Laboro.AI(5586)の上場初日における悪材料
公募株数が多く、一部株主のロックアップ条項がありません。
Laboro.AI(5586)の上場初日の初値予想
Laboro.AI(5586)の上場初日における、初値決定前の気配値の上限価格と下限価格は以下の通りです。
公募価格 | 580円 |
---|---|
気配値の上限価格 | 1,334円 |
気配値の下限価格 | 435円 |
上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。
- 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
- 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍
好材料と悪材料を踏まえ、
上場初日の初値をざっくりと予想してみます。
初値は上昇(公開価格以上)が期待できそう
- 上場市場:東証グロース
- 想定時価総額:91.8億円
- 吸収金額:27.7億円
- 当選株数合計:4,789,100株
公開株数は多いですが、IPOのテーマとしては人気化しやすいAI関連事業です。
6月から続いていたIPOラッシュも一段落となり、7月最後のIPOということで、それなりに注目が集まりそうです。
一部株主のロックアップ条項がない点は気になりますが、業績も好調で購入単価が低いIPO(1,000円以下)は初値が上昇しやすい傾向にあります。
初値は上昇(公開価格以上)が期待できるように思います。
初値が高くなり過ぎると初値形成後の売り圧力が強くなるので注意しましょう。
予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。
実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。
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Laboro.AI(5586)のIPOセカンダリー投資 まとめ
Laboro.AI(5586)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。
- 売上が右肩上がりで成長しており業績が好調
- IPOのテーマとしては人気化しやすいAI関連事業
- 公開株数は多い
- 一部株主のロックアップ条項がない
- 上場市場は東証グロース
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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