【IPOセカンダリー投資】売れるネット広告社(9235) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】売れるネット広告社(9235) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】売れるネット広告社(9235) 上場初日の初値予想
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SBI証券[旧イー・トレード証券]

(月)に東証グロース市場に上場する「売れるネット広告社(9235)」。

「売れるネット広告社(9235)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

売れるネット広告社(9235)のIPOセカンダリー評価

事業内容 2.5
業績 2
公開株数 3
上場日程 5
ロックアップ 4
IPOセカンダリー評価:16.5/25

売れるネット広告社(9235)のIPO詳細

企業名 株式会社 売れるネット広告社(Ureru Net Advertising Co.,Ltd.)
企業ホームページ https://www.ureru.co.jp/
銘柄コード 9235
市場 東証グロース
業種 サービス業
主幹事
  • 東海東京証券
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2023年10/4(水)~10/11(水)
仮条件 830円 ~ 910円
上場日 (月)
公開価格 910円
購入申込期間 2023年10/13(金)~10/18(水)
公募株数 450,000株
売出し株数 450,000株
OA(オーバーアロットメント) 135,000株
当選株数合計 1,035,000株
想定時価総額 31.4億円
吸収金額 9.4億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

売れるネット広告社(9235)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
加藤 公一レオ(代表取締役) 44.61% 180日
(株)レオアセットマネジメント 35.70% 180日
加藤 一恵 8.92% 保有株は全株売出し
福本 朋哉 1.00% 180日
藤田 純 0.77% 180日
植木原 宗平 0.68% 180日
田中 真樹 0.67% 継続保有
佐藤 精一 0.67% 継続保有
黒田 香菜 0.48% 継続保有
進藤 聡太 0.48% 継続保有

売れるネット広告社(9235)の事業内容

売れるネット広告社(9235)の事業内容画像出典:売れるネット広告社

売れるネット広告社(9235)の主な事業内容は、D2C(ネット通販)事業者のインターネット広告の費用対効果を改善することを目的とした、クラウドサービスおよびマーケティング支援サービスの提供を行っています。

売れるネット広告社(9235)の事業内容詳細は以下の通りです。

売れるネット広告社(9235)の事業内容詳細画像出典:売れるネット広告社/目論見書

売れるネット広告社(9235)の中期的な成長戦略は以下の通りです。

売れるネット広告社(9235)の中期的な成長戦略画像出典:売れるネット広告社/目論見書

売れるネット広告社(9235)の業績

売れるネット広告社(9235)の業績について。

売れるネット広告社(9235)の業績画像出典:kabutan

2022年7月期の売上が激減しており、前期は赤字となっています。

2023年7月期の第3四半期時点で売上約699百万円、経常利益は122百万円を達成しております。

売れるネット広告社(9235)の業績(第3四半期時点)画像出典:kabutan

売れるネット広告社(9235)の主要な経営指標等の推移は次の通りです。

売れるネット広告社(9235)の主要な経営指標等の推移売れるネット広告社(9235)の主要な経営指標等の推移画像出典:売れるネット広告社/目論見書

売れるネット広告社(9235)の上場初日における好材料と悪材料

売れるネット広告社(9235)のIPOセカンダリー投資を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

売れるネット広告社(9235)の上場初日における好材料

吸収金額が小さめで、主要な大株主には180日間のロックアップがかかっております。

※ロックアップ条項のない加藤 一恵氏の保有株は全株売出しの予定です。

売れるネット広告社(9235)の上場初日における悪材料

業績が低迷しており、将来的な成長性には不透明な印象が否めません。

売れるネット広告社(9235)の上場初日の初値予想

売れるネット広告社(9235)の上場初日における、初値決定前の気配値の上限価格と下限価格は以下の通りです。

【売れるネット広告社(9235) 初値決定前の気配値】
公募価格 910円
気配値の上限価格 2,093円
気配値の下限価格 683円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

初値は多少の上値(公開価格以上)が期待できそう

売れるネット広告社(9235)
  • 上場市場:東証グロース
  • 想定時価総額:31.4億円
  • 吸収金額:9.4億円
  • 当選株数合計:1,035,000株

これといった好材料に乏しく、評価が難しいIPOです。

事業内容的にも目新しさがなく、業績も不安定で人気化は期待できないように思います。

吸収金額が小さめで、購入単価が低い(1,000円以下)IPOは初値が上昇しやすい傾向があるので、上場初日の初値は多少の上値(公開価格以上)は期待できるかもしれません。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は837.20円

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の837円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

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売れるネット広告社(9235)のIPOセカンダリー投資 まとめ

売れるネット広告社(9235)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 業績が不安定
  • 吸収金額が小さめ
  • 公募価格は910円
  • 主要な大株主には180日間のロックアップがかかっている
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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