【IPOセカンダリー投資】雨風太陽(あめかぜたいよう)5616 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】雨風太陽(あめかぜたいよう)5616 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】雨風太陽(あめかぜたいよう)5616 上場初日の初値予想

(月)に東証グロース市場に上場を予定している「雨風太陽(あめかぜたいよう)5616」。

「雨風太陽(5616)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

スポンサーリンク

雨風太陽(5616)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3
業績 1
公開株数 4
上場日程 4
ロックアップ 2
IPOセカンダリー評価:14/25

雨風太陽(5616)のIPO詳細

企業名 株式会社雨風太陽(Ame Kaze Taiyo,Inc.)
企業ホームページ https://ame-kaze-taiyo.jp/
銘柄コード 5616
市場 東証グロース
業種 情報・通信業
主幹事
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2023年12/1(金) ~ 12/7(木)
仮条件 840円 ~ 870円
上場日 (月)
公開価格 1,044円
購入申込期間 2023年12/11(月) ~ 12/14(木)
公募株数 446,300株
売出し株数 90,000株
OA(オーバーアロットメント) 62,500株
当選株数合計 598,800株
想定時価総額 24.5億円
吸収金額 6.2億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

雨風太陽(5616)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
PNB-INSPiRE Ethical Fund 1 投資事業有限責任組合 14.87% 90日
1.5倍
髙橋 博之(代表取締役) 13.18% 180日
小橋工業(株) 11.47% 180日
(株)丸井グループ 7.83% 180日
大塚 泰造 7.71% 180日
アグリビジネス投資育成(株)(農林中央金庫信託口) 3.63% 90日
1.5倍
本間 勇輝 3.53% 180日
(株)メルカリ 3.52% 保有株は全株売出し
(株)ユーグレナ 3.52% 180日
永田 暁彦 2.57% 180日

※ロックアップ条項のない(株)メルカリの保有株は全株売出しです。

雨風太陽(5616)の事業内容

雨風太陽(5616)の事業内容画像出典:雨風太陽

雨風太陽(5616)の主な事業内容は、CtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」運営、生産者の販路拡大などを目的とした自治体向け支援サービス、生産者のもとで学ぶ地方留学プログラムの提供などを行っています。

雨風太陽(5616)の事業内容詳細は以下の通りです。

雨風太陽(5616)の事業内容画像出典:雨風太陽/目論見書

雨風太陽(5616)の事業内容画像出典:雨風太陽/目論見書

雨風太陽(5616)の事業内容画像出典:雨風太陽/目論見書

雨風太陽(5616)の自治体支援サービスの概要は以下の通りです。

雨風太陽(5616)の自治体支援サービスの概要画像出典:雨風太陽/目論見書

雨風太陽(5616)の個人向け旅行関連サービスの概要は以下の通りです。

画像出典:雨風太陽/目論見書

雨風太陽(5616)の業績

雨風太陽(5616)の業績について。

雨風太陽(5616)の業績画像出典:kabutan

2023年12月期の第3四半期時点で売上593百万円、経常損失▲170百万円となっております。

雨風太陽(5616)の業績(2023年12月期の第3四半期時点)画像出典:kabutan

雨風太陽(5616)の主要な経営指標等の推移は次の通りです。

雨風太陽(5616)の主要な経営指標等の推移雨風太陽(5616)の主要な経営指標等の推移画像出典:雨風太陽/目論見書

雨風太陽(5616)の上場初日における好材料と悪材料

雨風太陽(5616)のIPOセカンダリー投資を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

雨風太陽(5616)の上場初日における好材料

公開株数が少なめで需給関係が良好です。

雨風太陽(5616)の上場初日における悪材料

主要な大株主(VC)のロックアップが公開価格の1.5倍で解除されます。

IPOでは赤字企業がネガティブ視される傾向があります。

雨風太陽(5616)の上場初日の初値予想

雨風太陽(5616)の上場初日における、初値決定前の気配値の上限価格と下限価格は以下の通りです。

【雨風太陽(5616) 初値決定前の気配値】
公募価格 1,044円
気配値の上限価格 2,402円
気配値の下限価格 783円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

地合い次第では公募割れもありそう

雨風太陽(5616)
  • 上場市場:東証グロース
  • 想定時価総額:24.5億円
  • 吸収金額:6.2億円
  • 当選株数合計:598,800株

公開株数が少なめで需給関係は良好ですが赤字が続いており、どれだけ買いが集まるのかが気になるところです。

直近のIPO市況は選別が激しく、不人気銘柄には買いが集まりづらくなっています。

例年の12月に比べると2023年の12月はIPOが少ないですが、地合い次第では公募割れになるかもしれません。

大株主(VC)のロックアップが公開価格の1.5倍で解除されるので、初値形成後の売り圧力は要警戒といったところでしょうか。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は960.48円

初値が公募割れの場合、シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、引受価額の960円あたりで寄り付く可能性があります。

雨風太陽(5616)のIPOセカンダリー投資 まとめ

雨風太陽(5616)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 売上は伸びているものの赤字が続いている
  • 公開株数は少なめで需給関係が良好
  • 公開価格は1,044円
  • 大株主(VC)のロックアップが公開価格の1.5倍で解除される
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

関連記事

IPO投資は資金がどれくらい必要かと考える人は多いと思います。 IPOの抽選方法などは証券会社によってさまざまですが、実は資金不要でIPOの抽選に参加できる証券会社があります。 この記事では、IPOに資金不要で参加できる証券会社[…]

IPO資金不要で抽選に参加できる証券会社3社を比較!
スポンサーリンク