【IPOセカンダリー投資】JRC(ジェイアールシー)6224 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】JRC(ジェイアールシー)6224 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】JRC(ジェイアールシー)6224 上場初日の初値予想

SBI証券[旧イー・トレード証券]

(水)に東証グロース市場に上場する「JRC(ジェイ・アール・シー)6224」。

「JRC(6224)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

JRC(6224)のIPOセカンダリー評価

事業内容 2.5
業績 3.5
公開株数 1
上場日程 5
ロックアップ 5
IPOセカンダリー評価:17/25

JRC(6224)のIPO詳細

企業名 株式会社JRC(RC Co., Ltd.)
企業ホームページ https://www.jrcnet.co.jp/
銘柄コード 6224
市場 東証グロース
業種 機械
主幹事
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2023年7/25(火)~7/31(月)
仮条件 900円 〜 1,100円
上場日 (水)
公開価格 1,100円
購入申込期間 2023年8/2(水)~8/7(月)
公募株数 50,000株
売出し株数 6,115,300株
OA(オーバーアロットメント) 924,700株
当選株数合計 7,090,000株
想定時価総額 139.4億円
吸収金額 77.9億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

JRC(6224)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
インテグラル3号投資事業有限責任組合 37.75% 180日
浜口 稔(代表取締役) 20.28% 180日
浜口 佳宏 18.76% 180日
Innovation Alpha L.P. 5.99% 180日
インテグラル(株) 1.38% 180日
浜口 芳秋 1.38% 180日
林田 信弘 1.38% 180日
佐藤 嘉宰 0.89% 180日
江副 義昭 0.89% 180日
久次米 功雄 0.88% 180日

JRC(6224)の事業内容

JRC(6224)の事業内容画像出典:JRC

JRC(6224)の主な事業内容は、

コンベヤ部品の設計・製造・販売およびコンベヤ設備の運用改善/メンテナンス、ロボットを活用した自動設備などの設計・製造・販売を行っています。

JRC(6224)の事業内容詳細は以下の通りです。

JRC(6224)の事業内容詳細画像出典:JRC/目論見書

JRC(6224)のロボットSI事業の特長は以下の通りです。

ロボットSI事業の特徴画像出典:JRC/目論見書

JRC(6224)の今後の成長概観は以下の通りです。

JRC(6224)の今後の成長戦略画像出典:JRC/目論見書

JRC(6224)の業績

JRC(6224)の業績について。

JRC(6224)の業績画像出典:kabutan

着実に売上を伸ばしており、第1四半期時点で売上約1,972百万円、経常利益は191百万円を達成しています。

JRC(6224)の業績の業績(第1四半期時点)画像出典:kabutan

JRC(6224)の主要な経営指標等の推移(連結)は次の通りです。

JRC(6224)の主要な経営指標等の推移(連結)JRC(6224)の主な経営指標等の推移(連結)画像出典:JRC/目論見書

JRC(6224)の主要な経営指標等の推移(単独)は次の通りです。

JRC(6224)の主要な経営指標等の推移(単独)画像出典:JRC/目論見書

JRC(6224)の上場初日における好材料と悪材料

JRC(6224)のIPOセカンダリー投資を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

JRC(6224)の上場初日における好材料

主要な大株主には180日間のロックアップがかかっています。

購入単価が低いIPO(想定価格は1,005円)は初値が上昇しやすい傾向にあります。

JRC(6224)の上場初日における悪材料

吸収金額が大きく、公募株数が多いです。

JRC(6224)の上場初日の初値予想

JRC(6224)の上場初日における、初値決定前の気配値の上限価格と下限価格は以下の通りです。

【JRC(6224) 初値決定前の気配値】
公募価格 1,100円
気配値の上限価格 2,553円
気配値の下限価格 833円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

初値は多少の上昇(公開価格以上)は期待できそう

JRC(6224)
  • 上場市場:東証グロース
  • 想定時価総額:139.4億円
  • 吸収金額:77.9億円
  • 当選株数合計:7,090,000株

公開株数が多く、事業内容的にも地味な印象が否めません。

この時期はIPOの閑散期なので、それなりに買いが集まりそうですが初値高騰は厳しいように思います。

業績は堅調で、購入単価が低いIPO(想定価格は1,005円)は初値が上昇しやすい傾向にあるので、初値は多少の上昇(公開価格以上)は期待できるように思います。

主要な大株主には180日間のロックアップがかかっており、初値形成後の売り圧力は低そうです。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は1,022.92円

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の1,022円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

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JRC(6224)のIPOセカンダリー投資 まとめ

JRC(6224)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 着実に売上が伸びており業績が堅調
  • IPO銘柄としては地味な印象
  • 公開株数は多い
  • 主要な大株主には180日間のロックアップがかかってる
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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