SBI証券と住信SBIネット銀行を連携する5つのメリット

SBI証券と住信SBIネット銀行を連携する5つのメリットを解説

SBI証券と住信SBIネット銀行を連携する5つのメリット

SBI証券画像出典:SBI証券

SBI証券を利用する上では欠かせない住信SBIネット銀行。

SBI証券と住信SBIネット銀行を連携すると、便利な上にさまざまなメリットがあります。

この記事では、

SBI証券と住信SBIネット銀行を連携する5つのメリットを解説します。

さらに、

住信SBIネット銀行とNEOBANKの違いや提携NEOBANKについても解説します。

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SBI証券と住信SBIネット銀行を連携する5つのメリット

SBI証券と住信SBIネット銀行との連携メリット画像出典:住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行にはSBI証券との連携サービスである「SBIハイブリット預金」があります。

「SBI証券」と「住信SBIネット銀行」の口座を連携して、「SBIハイブリット預金」を利用すると、主に次のような5つのメリットがあります。

  • 金利がアップする
  • 毎月利息がもらえる
  • 資金移動が自動化できる
  • ATM利用手数料と振込手数料が無料になる
  • 為替手数料が安い

金利がアップする

SBIハイブリット預金を利用すると、普通預金金利が通常の10倍にアップします。

住信SBIネット銀行の普通預金金利は、通常だと一般的な銀行と同じ「0.001%」ですが、「SBIハイブリット預金」を利用することで、金利が「0.01%」の10倍にアップします。

SBIハイブリット預金を利用するための手数料などは不要です。

 ※「SBIハイブリッド預金」は、「SBI証券」と「住信SBIネット銀行」の両方に口座を開設していないと利用できません。

毎月利息がもらえる

「SBIハイブリッド預金」を利用すると、利息が毎月支払われるというメリットがあります。

一般的な銀行の利払いに関しては年2回というのが多いと思います。

「SBIハイブリット預金」は毎月第三土曜日に利息が計算され、翌日に入金される仕組みになっています。

「SBIハイブリット預金」を利用するだけで金利が10倍にアップして、利息が毎月支払われるというのは、SBI証券ならではの大きなメリットといえます。

資金移動が自動化できる

SBI証券と住信SBIネット銀行との連携メリット画像出典:住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行には、他行の口座から「住信SBIネット銀行」への入金手数料を無料で自動化できる「定額自動入金サービス」があります。

また、「住信SBIネット銀行」の代表口座から、手数料無料で目的別口座やSBIハイブリッド預金への振り替えができる「定額自動振替サービス」もあります。

「定額自動入金サービス」と「定額自動振替サービス」の違い

定額自動入金サービス」と「定額自動振替サービス」の違いは次の通りです。

  • 定額自動入金サービス→他行の口座から住信SBIネット銀行の口座へ自動で入金されるサービス
  • 定額自動振替サービス→住信SBIネット銀行の代表口座から目的別口座やSBIハイブリッド預金へ自動振替できるサービス

例えば、給与口座など他行の口座からSBI証券で毎月「つみたてNISA」をする場合は、次のような設定をしておくと毎月の入金や振替を自動化することができて便利です。

便利な活用方法
  1. 「定額自動入金サービス」を設定して他行の口座から住信SBIネット銀行の代表口座に自動入金
  2. 「定額自動振替サービス」を設定して住信SBIネット銀行の代表口座からSBIハイブリッド預金へ自動振替

最初にこの2つを設定しておくだけで、その後の入金や振替を自動化することができます。

「SBIハイブリッド預金」に資金を移動させておくのを忘れるといったミスも防ぐことができるのでおすすめです。

「SBIハイブリッド預金⇔住信SBIネット銀行の代表口座」間で、24時間365日いつでも振り替え可能(手数料無料)です。

ATM利用手数料と振込手数料が無料になる

「SBIハイブリット預金」を利用していると、住信SBIネット銀行が提供するスマートプログラムの対象となります。

スマートプログラムには1~4までのランクがあり、ATM利用手数料と振込手数料が無料になるサービスが適用されます。

スマートプログラムは月ごとの利用状況により自動的に判定され、上位のランクになるほど無料回数が増える仕組みになっています。

新たに口座開設をされた場合はランク2からスタートになり、ATM利用手数料と振込手数料が月5回まで無料となります。

口座維持手数料などはかからないので、日常的に銀行振込などをよく利用する人には大きなメリットといえます。

スマートプログラムのランクごとの無料回数

【ランクごとの無料回数】
スマプロランク ATM利用手数料(無料回数) 振込手数料(無料回数)
他の金融機関あて
ランク4 月20回 月20回
ランク3 月10回 月10回
ランク2 月5回 月5回
ランク1 月2回 月2回

※住信SBIネット銀行および三井住友信託銀行の口座あての振込手数料は無制限で無料です。

ランクの判定条件

【基本ランクの判定条件詳細】
スマプロランク ATM利用手数料(無料回数)
ランク4 外貨預金と仕組預金の月末残高合計が500万円以上
外貨預金と仕組預金の月末残高合計が300万円以上、かつ住宅ローンを利用
ランク3 総預金の月末残高が300万円以上
ロボアドバイザー資産運用残高の合計が月末時点で100万円以上
住宅ローンを利用

以下1~11の条件のうち3つ以上該当

  1. 外貨預金(普通・定期)の月末残高あり
  2. 仕組預金の月末残高あり
  3. SBIハイブリッド預金の月末残高あり
  4. 純金積立月末時点でご契約あり
  5. 給与、賞与または年金の月内ご入金あり
  6. 目的ローンまたは不動産担保ローンの月末残高あり
  7. カードローンの月末残高あり(50万円以上2つにカウント)
  8. スポーツくじ購入または公営競技ご入金の月内合計が2万円以上
  9. デビットカードの月末時点の確定金額が合計1万円以上(3万円以上2つにカウント)
  10. クレジットカード「ミライノカード 一般(JCB)」の引落口座を住信SBIネット銀行スマートプログラム対象支店に設定、
    かつ当月確定(翌月引落)金額が1万円以上(5万円以上2つにカウント)
  11. 住信SBIネット銀行の口座からプリペイドカード「JAL Global WALLET」への円貨チャージの月内合計金額が
    1万円以上(3万円以上2つにカウント)
ランク2 月末時点でスマート認証NEO※の登録がある
ランク1 月末時点でスマート認証NEO※の登録がない

※スマート認証NEOを月末時点で一時的に解除されている場合も、解除から30日以内に再登録されると「ランク2」が維持されます。

スマートプログラムの対象となる支店

【住信SBIネット銀行のスマートプログラム対象支店】
支店名 支店コード
イチゴ支店 101
ブドウ支店 102
ミカン支店 103
レモン支店 104
リンゴ支店 105
バナナ支店 107
メロン支店 108
キウイ支店 109
ツツジ支店 202
イルカ支店 207

※上記支店以外は、スマートプログラムの対象外です。

為替手数料が安い

米国株や米国ETFに投資する場合、円を米ドルに両替(ドル転)する必要がありますが、「為替手数料」が発生します。

SBI証券では1ドルあたり25銭の為替手数料がかかりますが、住信SBIネット銀行と連携させた場合、1ドルあたり6銭(0.06円)に抑えることができます。

他の大手ネット証券の為替手数料も、だいたい25銭程度なのでSBI証券はかなりお得です。

【住信SBIネット銀行と連携した場合の為替手数料】
ドル転の種類 為替手数料
外貨預金 1ドルにつき6銭
外貨積立 1ドルにつき3銭

「外貨預金」と「外貨積立」は違いは次のようになります。

「外貨預金」と「外貨積立」の違い
  • 外貨預金→ドル転を一時的に行う
  • 外貨積立→ドル転を定期的に行う

「外貨預金」と「外貨積立」の違いは、ドル転を一時的に行うか、定期的に行うかの違いです。

外貨積立の為替手数料は外貨預金の半分となるので、ドル資産の定期的な積立がお得になります。

米国株や米国ETFに投資するなら、SBI証券と住信SBIネット銀行を連携させて、ドル調達コストを安くするのがおすすめです。

※為替手数料は改定されることがあります。

住信SBIネット銀行とNEOBANKの違い

NEOBANK画像出典:NEOBANK(住信SBIネット銀行)

住信SBIネット銀行とNEOBANKって何が違うの?と思うかもしれませんが、名称が違うだけで同じ銀行です。

NEOBANKとは住信SBIネット銀行のブランド名です。

「NEOBANK®」(ネオバンク)は住信SBIネット銀行株式会社の登録商標であり、あくまでも銀行名は「住信SBIネット銀行」です。

例えば、引き落とし銀行口座などに銀行名を指定するときは「住信SBIネット銀行」となります。

ラグビーで例えるなら、ニュージーランド代表とオールブラックス、韓国のアイドルグループなら防弾少年団とBTSみたいな感じですね。

アプリ1つで銀行取引がスムーズに行える

アプリ1つで銀行取引がスムーズに行える画像出典:NEOBANK(住信SBIネット銀行)

NEOBANKのアプリさえあれば、他銀行への振り込みが簡単に行えたり、セブン銀行やローソン銀行のATMではキャッシュカード不要で取引することができます。

スマート認証NEOを使えば、生体認証で取引ごとのパスワード入力が不要だったり、不正取引の防止にもなるので、より安全で便利に取引できます。

スマート認証NEOとは、スマートフォンに登録された本人確認情報を紐づける認証機能です

提携NEOBANKとは

提携NEOBANK画像出典:NEOBANK(住信SBIネット銀行)

提携NEOBANKとは「NEO BANK」の銀行機能を、パートナー企業に提供するサービスの名称です。

提携NEOBANKにはT会員専用の「T NEOBANK」や、JALマイレージバンク会員専用の「JAL NEOBANK」、ヤマダデジタル会員専用の「ヤマダNEOBANK」などがあります。

提携NEOBANKは「住信SBIネット銀行」の支店で、本店はあくまでも「住信SBIネット銀行」になるので、金融機関コードはそれぞれで異なります。

提携NEOBANKのATM入出金や振込については月5回まで手数料が無料です。

また、住信SBIネット銀行の通常支店(イチゴ支店やブドウ支店等)と提携NEOBANK支店間の振込は何度でも無料です。

普段よく利用しているサービスなど、目的によって支店を使い分けると便利です。

※提携NEOBANKは「SBIハイブリッド預金」が利用できません。

SBI証券と住信SBIネット銀行を連携する5つのメリット まとめ

SBI証券と住信SBIネット銀行を連携する5つのメリットを紹介しました。

使い方や人によっては、かなりのメリットがあるのではないでしょうか。

口座維持手数料は不要なので、SBI証券に口座を開設するなら、同時に住信SBIネット銀行の口座を開設するのがおすすめです!

最後にSBI証券と住信SBIネット銀行を連携する5つのメリットをまとめておきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

  • 金利がアップする
  • 毎月利息がもらえる
  • 資金移動が自動化できる
  • ATM利用手数料と振込手数料が無料になる
  • 為替手数料が安い
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