SBI証券の積立投資でクレカ積立を設定する方法やメリット・デメリットなどを解説!

【SBI証券】クレカ積立の特徴とメリット・デメリット、設定方法などを解説!

SBI証券の積立投資でクレカ積立を設定する方法やメリット・デメリットなどを解説!

SBI証券のクレカ積立SBI証券はから、投資信託の購入をクレジットカード決済で行う「クレカ積立(三井住友カード つみたて投資)」のサービスを開始しました。

クレカ積立(投信積立)は、投資しながらポイントが貰えたり、毎回証券口座へ入金する手間が省けるなど、投信積立ならではのメリットが魅力です。

この記事では、

SBI証券のクレカ積立について解説します。

SBI証券のクレカ積立の主な特徴は次の通りです。

  • クレカ積立は「三井住友カード(NL)」がおすすめ
  • Vポイントが貯まる
  • クレカ積立のポイント還元率はカードの種類によって異なる
  • 投資信託を保有しているだけでポイントがもらえる

SBI証券で三井住友カード(NL)を登録する方法や、

SBI証券でクレカ積立を設定する方法も紹介します。

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SBI証券のクレカ積立は「三井住友カード(NL)」がおすすめ

SBI証券のクレカ積立は、Vポイントが貯まる「三井住友カード(NL)」がおすすめです。

クレジットカード名 三井住友カード(NL) 三井住友ゴールドカード(NL) 三井住友プラチナプリファードカード(NL)
三井住友カード(NL) 三井住友カード(NL)
(ゴールド)
三井住友カード(NL)
(プラチナプリファード)
クレジットカードの年会費 永年無料 5,500円(税込)
年間100万円以上利用で
翌年以降永年無料
33,000円(税込)
家族カードの年会費 無料 無料 無料
ETCカード 無料 無料 無料
申込資格 18歳以上
(高校生不可)
20歳以上 20歳以上
Vポイント還元率 0.5% 1% 2%
2023/1/10の積立設定分から5%
カードブランド
  • VISA
  • Mastercard
投信保有還元率 0.02% ~ 0.25%
積立上限額 5万円
(つみたてNISAの毎月上限額は33,333円)
最低積立額 100円〜
対象口座 一般・特定・NISA・つみたてNISA
クレカ積立へのポイント利用 利用不可

プラチナカードはVポイント付与率が5%に大幅UP!

SBI証券はの積立設定分から「三井住友カード プラチナ プリファード」のVポイント付与率を、これまでの2%から5%に引き上げると発表しました!

すでにプラチナプリファードで「三井住友カード つみたて投資」を利用している人は、手続き不要で付与率5%が適用されるようです。

三井住友カード(NL)の特徴とクレカ積立で利用する時の注意点

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)の主な特徴と、SBI証券のクレカ積立で使うときの注意点は次の通りです。

三井住友カード(NL)の主な特徴と注意点
  • カード番号が印字されていないので番号を盗み見されることがない
  • 特約店還元率は最大5%
  • カードのランクが上がるとVポイントの還元率もUPする
  • クレカ積立は年会費無料が適用される利用額にカウントされない
  • 三井住友のカードでもVポイントの対象にならないものがある
  • 家族カードはクレカ積立に利用できない

カード番号が印字されていないので番号を盗み見されることがない

三井住友カード(NL)の“NL”とは“ナンバーレス”の意味で、

セキュリティ重視のためにカード番号が印字されていないという特徴があります。

ナンバーレスなのでカード番号を盗み見されることはありません。

セキュリティの観点からいっても、今後あらたに発行されるクレジットカードはナンバーレスが主流になっていくと思われます。

特約店還元率は最大5%還元

一部のコンビニ(セブンイレブン・ローソン)やマクドナルドなどでは、三井住友カード(NL)を利用の上、Visaのタッチ決済、Mastercard®コンタクトレスで支払いすることで、最大5%の還元を受けることができます。

日常的に上記コンビニをよく利用する人にとっては嬉しいメリットといえるでしょう。

カードのランクが上がるとVポイントの還元率もUPする

SBI証券のクレカ積立でVポイント付与の対象となる3種類の三井住友カード(NL)は、ゴールドガードになると1%、プラチナカードはVポイントの還元率が2%にUPします。

クレカ積立のためだけにカードをランクUPする必要性はないと思いますが、年間100万円ぐらいのカード利用がある人ならゴールドカードはおすすめだと思います。

三井住友ゴールドカード(NL)は、年間100万円以上利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。

家賃の支払に利用した場合も年間の利用額にカウントされるので、年間100万円の利用をクリアできる人は意外と多いかもしれません。

2023年1月10日の積立設定分から「三井住友カード プラチナ プリファード」のVポイント付与率は、これまでの2%から5%に大幅UPします!

クレカ積立は年会費無料が適用される利用額にカウントされない

三井住友ゴールドカード(NL)は、年間100万円以上利用すれば翌年以降は年会費が永年無料になります。

ただし、クレカ積立の利用額は、翌年以降年会費が無料になる利用額にカウントされません。

三井住友のカードでもVポイントの対象にならないものがある

SBI証券のクレカ積立では、三井住友が発行している提携カードも利用できるようです。

ただし、Vポイント以外の独自ポイントが貯まる三井住友が発行しているクレジットカードは、Vポイント付与の対象外となっています。

例えば三井住友カードの提携カードとしては「Amazon Mastercard」を利用している人は多いと思います。

「Amazon Mastercard」はVポイントではなくAmazonポイントが貯まるので、Vポイント付与の対象にはなりません。

家族カードはクレカ積立に利用できない

SBI証券のクレカ積立では、三井住友カード(NL)であっても家族カードは利用できません。

SBI証券のクレカ積立のメリット

SBI証券×三井住友カード(NL)のクレカ積立では次のようなメリットがあります。

SBI証券 クレカ積立のメリット
  • Vポイントが貯まる
  • 投資信託を保有しているだけでポイントが貯まる
  • つみたてNISA対象商品が豊富

Vポイントが貯まる

SBI証券×三井住友カード(NL)のクレカ積立では、決済金額に応じたVポイントが貯まります。

Vポイントは三井住友カードの利用額に応じて貯まり、年会費無料の三井住友カード(NL)の場合、ポイント還元率は0.5%となります。

投資信託を保有しているだけでポイントが貯まる

SBI証券では投資信託を保有しているだけで、TポイントやPontaポイント、dポイントなどが貯まる「投信マイレージ」サービスがあるのもメリットの一つです。

Vポイントは三井住友カードのクレジット決済に対して付与されるのに対し、「投信マイレージ」は投資信託の月間の平均保有金額に応じてポイントが貯まります。

SBI証券×三井住友カード(NL)のクレカ積立では、VポイントとTポイントなどのポイント二重取りも可能です。

SBI証券のポイント付与サービスの違い
ポイント名 ポイント付与の条件
Vポイント 三井住友カードのクレジット決済に対して付与
  • Tポイント
  • Pontaポイント
  • dポイント
「投信マイレージ」サービスとして投資信託の月間保有金額に応じて付与

※三井住友カード経由でSBI証券の口座を開設した場合、投信マイレージサービスで付与されるポイントはVポイントになります。

投信マイレージサービスでTポイント・Pontaポイントなどを貯める場合、SBI証券から口座を開設する必要があります。

つみたてNISA対象商品が豊富

SBI証券×三井住友カード(NL)のクレカ積立は、つみたてNISAにも対応しています。

SBI証券は、つみたてNISA対象の投資信託の種類が豊富で業界最高水準です。

つみたてNISAでも人気になっている「SBI・Vシリーズ」の中には、SBI証券でしか積立できないファンドがあります。

SBI証券のクレカ積立のデメリット

SBI証券×三井住友カード(NL)のクレカ積立では次のようなデメリットがあります。

SBI証券 クレカ積立のデメリット
  • クレカ積立にVポイントは利用できない
  • 年会費無料の三井住友カード(NL)はポイント還元率が低い
  • 三井住友カードの特典は対象外

クレカ積立にVポイントは利用できない

SBI証券ではVポイントを1ポイント=1円分として、SBI証券の投資信託の買付ができる「Vポイント投資」があります。

しかし、Vポイント投資は積立買付ができないため、クレカ積立へのポイント利用はできません。

年会費無料の三井住友カード(NL)はポイント還元率が低い

年会費無料の三井住友カード(NL)はポイント還元率が0.5%です。

年会費無料のクレジットカードで行う、他社のクレカ積立に比べるとポイント還元率は低い方です。

三井住友カードの特典は対象外

三井住友カードは利用額に応じて様々な特典があります。

しかし、クレカ積立での利用額は三井住友カードの特典の条件に含まれません。

そのため、SBI証券×三井住友カード(NL)のクレカ積立は、三井住友カードの特典の対象外となります。

SBI証券のクレカ積立の日程

SBI証券のクレカ積立に関する主な日程は次のようになります。

SBI証券 投信積立の日程
積立申込日
(買付日)
毎月1日
(非営業日の場合は翌営業日)
積立設定締切日 毎月10日
カードの支払日 毎月10日もしくは26日
(非営業日の場合は翌営業日)
※三井住友カードの引落スケジュールに準じます
ポイント付与日 積立設定締切月の月末頃

SBI証券のクレカ積立で三井住友カード(NL)を登録する方法

SBI証券でクレカ積立を始めるには、利用する「三井住友カード(NL)」を登録する必要があります。

SBI証券の公式サイトに記載されている、三井住友カード(NL)を登録する方法を紹介します。

SBI証券で三井住友カード(NL)を登録する手順は次のようになります。

三井住友カード(NL)を登録する手順
  • STEP1
    SBI証券の公式サイトにログイン
    SBI証券のサイトにログインし、クレジットカード登録画面を表示して「登録する」をクリック。

    SBI証券クレカ積立クレジットカードの登録ステップ1画像出典:SBI証券/クレジットカードの登録方法

  • STEP2
    サービスに関する規約を確認の上、同意する
    サービスに関する規約等を確認の上、取引パスワードを入力し「同意して本人確認へ」ボタンをクリック。

    SBI証券クレカ積立クレジットカードの登録ステップ2画像出典:SBI証券/クレジットカードの登録方法

  • STEP3
    VpassID・パスワードでログインして本人確認を行う
    VpassID・パスワードを入力、パズルを解いてログインし、サービスへの同意を行う。

    SBI証券クレカ積立クレジットカードの登録ステップ3画像出典:SBI証券/クレジットカードの登録方法

  • STEP4
    本人確認ができたカード番号を入力して完了
    カード番号、有効期限、セキュリティコードを入力したらクレジットカード登録は完了です。

    SBI証券クレカ積立クレジットカードの登録ステップ4画像出典:SBI証券/クレジットカードの登録方法

SBI証券でクレカ積立を設定する方法

SBI証券の公式サイトに記載されている、クレカ積立を設定する方法を紹介します。

SBI証券のクレカ積立を設定する手順は次のようになります。

SBI証券 クレカ積立の設定手順
  • STEP1
    クレカ積立を行いたいファンド(投資信託)を選ぶ
    SBI証券の公式サイトにログインし、「投信>銘柄検索・取扱一覧」などからクレカ積立したいファンド(投資信託)を選択する。

    SBI証券でのクレカ積立の設定ステップ1画像出典:SBI証券/クレカ積立の設定方法

  • STEP2
    「積立買付」もしくは「つみたてNISA買付」を選択する
    NISA預り・特定預り・一般預りで積み立てる場合は「積立買付」、つみたてNISA預りで積み立てる場合は「つみたてNISA買付」を選択する。

    SBI証券でのクレカ積立の設定ステップ2画像出典:SBI証券/クレカ積立の設定方法

  • STEP3
    決済方法で「クレジットカード」を選択し、設定内容を入力する
    決済方法は「クレジットカード」を選択し、預り区分の選択、毎月の積立金額等を入力し「次へ」をクリック。

    「積立設定画面」

    SBI証券でのクレカ積立の設定ステップ3
    画像出典:SBI証券/クレカ積立の設定方法

    「つみたてNISA設定画面」

    SBI証券でのクレカ積立の設定ステップ3
    画像出典:SBI証券/クレカ積立の設定方法

  • STEP4
    ファンド情報を確認する
    目論見書(目論見書補完書面)が未確認の場合、目論見書が表示されます。目論見書(目論見書補完書面)の内容を確認の上、確認画面へ進む。

    「積立設定画面」

    SBI証券でのクレカ積立の設定ステップ4
    画像出典:SBI証券/クレカ積立の設定方法

    「つみたてNISA設定画面」

    SBI証券でのクレカ積立の設定ステップ4
    画像出典:SBI証券/クレカ積立の設定方法

  • STEP5
    積立設定内容を確認して設定を完了する
    設定内容を確認の上、SBI証券の取引パスワードを入力して完了です。

    「積立設定画面」

    SBI証券でのクレカ積立の設定ステップ7
    画像出典:SBI証券/クレカ積立の設定方法

    「つみたてNISA設定画面」

    SBI証券でのクレカ積立の設定ステップ8
    画像出典:SBI証券/クレカ積立の設定方法

SBI証券のクレカ積立のまとめ

SBI証券×三井住友カード(NL)のクレカ積立について解説しました。

クレカ積立は毎月の投信積立をクレジットカード決済で行うサービスです。

つみたてNISAなどの積立投資で便利なクレカ積立を利用している人も多いと思います。

クレカ積立に利用できるクレジットカードは各証券会社で異なり、ポイント還元率などもさまざまです。

SBI証券×三井住友カード(NL)のクレカ積立はVポイントが貯まったり、Tポイントなどのポイントも貯まるというメリットがあります。

SBI証券は住信SBIネット銀行との連携メリットも魅力です。

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NISA制度の拡充とともにクレカ積立の上限額も拡大されれば、クレカ積立のメリットもさらに大きくなりそうですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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