SBI・バンガード・S&P500 インデックス・ファンドの特徴と人気の理由

SBI・バンガード・S&P500 インデックス・ファンドの特徴と人気の理由

SBI・バンガード・S&P500 インデックス・ファンドの特徴と人気の理由

今回はSBI証券の投信販売金額人気ランキング(週間)で不動のNo.1ファンド「SBI・バンガード・S&P500 インデックス・ファンド」の特徴と人気の理由を紹介します。

  • SBI・バンガード・S&P500の特徴
  • SBI・バンガード・S&P500の人気の理由
  • SBI・バンガード・S&P500とVOO(ETF)の違い

では順に行ってみましょう!

SBI・バンガード・S&P500の特徴

まずは「SBI・バンガード・S&P500 インデックス・ファンド」の特徴からいってみましょう!

主に以下の2つの特徴を解説します。

  • S&P500指数に連動
  • SBI証券でしか買えない

S&P500指数に連動

「SBI・バンガード・S&P500 インデックス・ファンド」は、アメリカの株価指数「S&P500指数」に連動する運用結果を目指しています。

S&P500指数とは、アメリカを代表する約500社の株式で構成されている株価指数です。

S&P500指数は「時価総額荷重平均」を採用して株価指数が算出されており、日本でもお馴染みのテックジャイアント、「アップル」や「Amazon」、「マイクロソフト」、「Facebook」、「Alphabet(Google)」などの、時価総額の大きい企業ほど指数に反映されやすく、ファンドの構成比率が高くなっています。

今をときめく錚々たる米国企業の株の構成比率が高いということもあり、S&P500指数は日本でも知名度が高い人気指数となっています。

「SBI・バンガード・S&P500 インデックス・ファンド」は、米国の最強株価指数といわれる「S&P500指数」に連動する、投資信託(インデックス・ファンド)です。

SBI証券でしか買えない

sbi証券
画像出典:SBI証券

残念ながら「SBI・バンガード・S&P500 インデックスファンド」は、SBI証券限定で販売されている投資信託です。

SBI証券に口座があれば投資可能ですが、例えば「つみたてNISA」の場合、口座は1つだけしか作れません。

SBI証券以外でつみたてNISA口座を運用している人は、「SBI・バンガード・S&P500 インデックスファンド」を購入することができません。

これから「つみたてNISA」を始める人で、S&P500指数に連動した投資信託に投資したいなら、SBI証券でつみたてNISA口座を開設して「SBI・バンガード・S&P500 インデックスファンド」を購入するのがベストだと言えそうです。

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SBI・バンガード・S&P500 インデックスファンドが人気の理由

次に「SBI・バンガード・S&P500 インデックスファンド」が人気の理由も解説します。

SBI証券の週間販売金額人気ランキングでは、もはや不動のNo.1となっています。(2020/5/23現在)

SBI証券投信週間販売金額ランキング
画像出典:SBI証券

人気の理由として、主に以下の2つの理由を解説します。

  • 信託報酬が業界最安値で超低コスト
  • VOO(S&P500)のパフォーマンス

信託報酬が業界最安値で超低コスト

「SBI・バンガード・S&P500 インデックス・ファンド」は、S&P500指数に連動する国内インデックスファンドにおいて、信託報酬が業界最安値で超低コストです。

「SBI・バンガード・S&P500 インデックス・ファンド」の信託報酬は、0.1%以下の“0.0938%”程度となっています。

この投資信託が人気になっている1番の理由がこれです。

米国最強の株価指数として人気のS&P500指数がベンチマークとなっていて、信託報酬も業界最安となれば人気にならないはずがありません。

設定から2か月余りで純資産総額50億円を突破するという人気ぶりです。

「買付手数料」と「信託財産留保額」は無料です。

  • 買付手数料
  • 信託財産留保額
  • 信託報酬

VOO(S&P500)のパフォーマンス

先ほど「SBI・バンガード・S&P500 インデックス・ファンド」はS&P500指数に連動する運用結果を目指していると書きました。

厳密にいうと、日本でも人気の米国ETF(上場投資信託)、「バンガード・S&P500 ETF(通称VOO)」を通してS&P500指数に投資しています。

要は「バンガード・S&P500 ETF(通称VOO)」がS&P500指数をベンチマークしているので、「SBI・バンガード・S&P500 インデックス・ファンド」もS&P500指数に連動する運用結果を目指しているということです。

では本家本元のETFである「VOO」のパフォーマンスを見てみましょう。

以下の画像は、米国で人気の主なETF(VYM・HDV・SPYD・VTI)と、VOOの過去5年間のパフォーマンスを比較したものです。

voo-performance
画像出典:Yahoo finance

ピンクの線がVOOですが、他のETFをアウトパフォームしているのが分かります。

さすが最強指数と言われるS&P500のパフォーマンスの高さが伺えます。

VOOについてはこちらの記事でも紹介しておりますので、よろしければ参考にしてみてください。

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SBI・バンガード・S&P500とVOO(ETF)の違い

本家本元のETFである「VOO」と「SBI・バンガード・S&P500 インデックス・ファンド」はどう違うのでしょうか?

SBI証券のwebサイトに、この2つのファンドの違いが掲載されているので、参考にして比較してみましょう。

SBI・バンガード・S&P500 VOO
商品 投資信託 ETF(上場投資信託)
取引単位 100円以上1円単位 1口単位(ドル換算で算出)
取引価格 毎営業日1回算出される基準価額で取引 株式のように市場価格で取引
取引通貨 米ドル(円貨決済も可能)
運用手数料 0.0938%程度 0.03%
分配金/再投資 ファンド内で再投資 受取/1口単位で再投資
つみたてNISA対応 ×

単純に比較すると「VOO」は運用コストが0.03%なので。「SBI・バンガード・S&P500」よりも低コストです。

最近は日本でも米国ETFに投資する人が増えていますが、米国ETFに投資する1番のメリットは、この運用コストの低さにあります。

しかし米国ETFは為替リスクや課税の問題などがあり、分配金の再投資にも手間がかかります。

その点、国内の投資信託である「SBI・バンガード・S&P500」は、100円という少額から1円単位で取引ができて、為替リスクを考慮する必要もありません。

一概にどちらがいいとは言えませんが、少額の資金で手間をかけずに投資する場合や「つみたてNISA」を利用するなら「SBI・バンガード・S&P500」。

投資金額が大きくて、手間をかけてでも自分で有利な為替や取引価格を目指し、再投資の効率性よりも運用コストを優先するなら「VOO」といったところでしょうか。

まとめ

最後に「SBI・バンガード・S&P500 インデックス・ファンド」の特徴と人気の理由をまとめておきます。

  • バンガード・S&P500 ETF(通称VOO)を通してS&P500指数に投資
  • SBI証券でしか買えない
  • S&P500指数に連動する国内投資信託では信託報酬が業界最安値

このブログでは株式投資にまつわる疑問や個別株の分析など、株式投資に役立つ情報を発信しております。

今後もできるだけ分かりやすく株式投資に役立つ情報を紹介していきますので、よろしければ参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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