【IPOセカンダリー投資】くすりの窓口(5592) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】くすりの窓口(5592) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】くすりの窓口(5592) 上場初日の初値予想
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SBI証券[旧イー・トレード証券]

(水)に東証グロース市場に上場する「くすりの窓口(5592)」。

「くすりの窓口(5592)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

くすりの窓口(5592)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3.5
業績 3.5
公開株数 1.5
上場日程 3
ロックアップ 1
IPOセカンダリー評価:12.5/25

くすりの窓口(5592)のIPO詳細

企業名 株式会社くすりの窓口(Kusurinomadoguchi, Inc.)
企業ホームページ https://kusurinomadoguchi.co.jp/
銘柄コード 5592
市場 東証グロース
業種 情報・通信業
主幹事
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2023年9/19(火)~9/25(月)
仮条件 1,600円 ~ 1,700円
上場日 (水)
公開価格 1,700円
購入申込期間 2023年9/27(水)~10/2(月)
公募株数 1,800,000株
売出し株数 1,000,000株
OA(オーバーアロットメント) 420,000株
当選株数合計 3,220,000株
想定時価総額 186.7億円
吸収金額 54.7億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

くすりの窓口(5592)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
NBSEヘルステック投資事業有限責任組合 32.98% 180日
(株)EPARK 32.52% 180日
SBIイノベーションファンド1号 29.72% 180日
1.5倍
堤 幸治(代表取締役) 2.85% 180日
望月 裕介 0.40%
宮本 幸輝 0.40%
岩城 周平 0.40%
山口 遊生 0.16%
川上 浩司 0.16%
菅野 洋志 0.09%

くすりの窓口(5592)の事業内容

くすりの窓口(5592)の事業内容画像出典:くすりの窓口

くすりの窓口(5592)の主な事業内容は、薬局・医療・介護向けソリューションの提供を行っています。

くすりの窓口(5592)の事業内容詳細は以下の通りです。

くすりの窓口(5592)の事業内容詳細画像出典:くすりの窓口/目論見書

くすりの窓口(5592)のメディア事業は以下の通りです。

くすりの窓口(5592)のメディア事業画像出典:くすりの窓口/目論見書

くすりの窓口(5592)のみんなのお薬箱事業は以下の通りです。

くすりの窓口(5592)のみんなのお薬箱事業画像出典:くすりの窓口/目論見書

くすりの窓口(5592)の基幹システム事業は以下の通りです。

くすりの窓口(5592)の基幹システム事業画像出典:くすりの窓口/目論見書

くすりの窓口(5592)の業績

くすりの窓口(5592)の業績について。

くすりの窓口(5592)の業績画像出典:kabutan

売上が右肩上がりで成長しており業績が好調です。

2024年3月期の第1四半期時点で売上約2,153百万円、経常利益は470百万円を達成しております。

くすりの窓口(5592)の業績(第1四半期時点)画像出典:kabutan

くすりの窓口(5592)の主要な経営指標等の推移は次の通りです。

くすりの窓口(5592)の主要な経営指標等の推移くすりの窓口(5592)の主要な経営指標等の推移画像出典:くすりの窓口/目論見書

くすりの窓口(5592)の上場初日における好材料と悪材料

くすりの窓口(5592)のIPOセカンダリー投資を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

くすりの窓口(5592)の上場初日における好材料

業績が好調で、事業内容的にも今後の成長が期待できそうです。

くすりの窓口(5592)の上場初日における悪材料

吸収金額が大きく、持ち株比率の高い一部株主(VC)のロックアップが公開価格の1.5倍で外れます。

上場同日には「キャスター(9331)」も上場するので、資金分散しやすく上場スケジュールもマイナス材料です。

くすりの窓口(5592)の上場初日の初値予想

くすりの窓口(5592)の上場初日における、初値決定前の気配値の上限価格と下限価格は以下の通りです。

【くすりの窓口(5592) 初値決定前の気配値】
公募価格 1,700円
気配値の上限価格 3,910円
気配値の下限価格 1,275円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

初値は公開価格前後になりそう

くすりの窓口(5592)
  • 上場市場:東証グロース
  • 想定時価総額:186.7億円
  • 吸収金額:54.7億円
  • 当選株数合計:3,220,000株

持ち株比率の高い一部株主(VC)のロックアップが公開価格の1.5倍で解除されるので、初値形成後の売り圧力が気になります。

公開株数も多めで、上場同日には「キャスター(9331)」も上場予定なので資金分散しやすい点も否めません。

業績が好調で事業内容的にも今後の成長期待でそれなりに買いが集まりそうですが、上場初日の初値は公開価格前後になると予想します。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は1,564円

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の1,564円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

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くすりの窓口(5592)のIPOセカンダリー投資 まとめ

くすりの窓口(5592)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 売上が右肩上がりで成長しており業績が好調
  • 今後の成長が期待できそうな事業内容
  • 公開株数は多め
  • 持ち株比率が高い一部株主(VC)ロックアップが公開価格の1.5倍で解除
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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