【IPOセカンダリー投資】ニッポンインシュア(5843) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】ニッポンインシュア(5843) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】ニッポンインシュア(5843) 上場初日の初値予想
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SBI証券[旧イー・トレード証券]

(火)に東証スタンダード市場に上場する「ニッポンインシュア(5843)」。

「ニッポンインシュア(5843)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

ニッポンインシュア(5843)のIPOセカンダリー評価

事業内容 2.5
業績 4
公開株数 2.5
上場日程 2.5
ロックアップ 5
IPOセカンダリー評価:16.5/25

ニッポンインシュア(5843)のIPO詳細

企業名 ニッポンインシュア株式会社(Nippon Insure Co., Ltd.)
企業ホームページ https://www.nipponinsure.jp/
銘柄コード 5843
市場 東証スタンダード
業種 その他金融業
主幹事
  • 野村證券
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2023年9/14(木)~9/21(木)
仮条件 790円 ~ 810円
上場日 (火)
公開価格 810円
購入申込期間 2023年9/25(月)~9/28(木)
公募株数 650,000株
売出し株数 770,000株
OA(オーバーアロットメント) 213,000株
当選株数合計 1,633,000株
想定時価総額 21.5億円
吸収金額 13.2億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

ニッポンインシュア(5843)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
三好 修 29.26% 90日
三好 京子 16.52% 90日
(株)Mサポート 14.16% 90日
(株)サンコー管理 14.16% 90日
坂本 真也(代表取締役) 5.66% 90日
竹村 洋一 5.64% 90日
德岡 拓郎 5.64% 90日
矢野 泉 4.72% 90日
渡辺 誠 2.83% 保有株は全株売出し
今野 幸輝 0.94% 90日

ニッポンインシュア(5843)の事業内容

ニッポンインシュア(5843)の事業内容画像出典:ニッポンインシュア

ニッポンインシュア(5843)の主な事業内容は、家賃債務保証サービスを主とした保証事業などを行っています。

ニッポンインシュア(5843)の事業内容詳細は以下の通りです。

ニッポンインシュア(5843)の事業内容詳細画像出典:ニッポンインシュア/目論見書

ニッポンインシュア(5843)独自開発の契約管理クラウドシステム画像出典:ニッポンインシュア/目論見書

ニッポンインシュア(5843)の業績

ニッポンインシュア(5843)の業績について。

ニッポンインシュア(5843)の業績画像出典:kabutan

売上が右肩上がりで成長しており業績が好調です。

第3四半期時点で売上約2,125百万円、経常利益は315百万円を達成しております。

ニッポンインシュア(5843)の業績(第3四半期時点)画像出典:kabutan

ニッポンインシュア(5843)の主要な経営指標等の推移は次の通りです。

ニッポンインシュア(5843)の主要な経営指標等の推移ニッポンインシュア(5843)の主要な経営指標等の推移画像出典:ニッポンインシュア/目論見書

ニッポンインシュア(5843)の上場初日における好材料と悪材料

ニッポンインシュア(5843)のIPOセカンダリー投資を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

ニッポンインシュア(5843)の上場初日における好材料

購入単価が低いIPO(仮条件の上限価格は810円)は初値が上昇しやすい傾向にあります。

主要な大株主には90日間のロックアップがかかっております。

ニッポンインシュア(5843)の上場初日における悪材料

東証グロース市場に比べると、東証スタンダード市場への上場は不人気です。

上場同日には「西部技研(6223)」も上場するので、資金分散しやすく上場スケジュールもマイナス材料です。

ニッポンインシュア(5843)の上場初日の初値予想

ニッポンインシュア(5843)の上場初日における、初値決定前の気配値の上限価格と下限価格は以下の通りです。

【ニッポンインシュア(5843) 初値決定前の気配値】
公募価格 810円
気配値の上限価格 1,863円
気配値の下限価格 608円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

初値は多少の上昇(公開価格以上)は期待できそう

ニッポンインシュア(5843)
  • 上場市場:東証スタンダード
  • 想定時価総額:21.5億円
  • 吸収金額:13.2億円
  • 当選株数合計:1,633,000株

IPO銘柄としては地味な印象があり、上場市場は東証スタンダードです。

9月末からIPOが集中しており、上場同日には「西部技研(6223)」も上場予定です。

上場スケジュールはネックですが、業績も好調で購入単価が低いIPO(1,000円以下)は初値が上昇しやすい傾向にあります。

初値高騰は厳しいと思いますが、上場初日の初値は多少の上昇(公開価格以上)は期待できると予想します。

主要な大株主には90日間のロックアップがかかっているので、初値形成後の売り圧力は低そうです。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は749.25円

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の749円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

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ニッポンインシュア(5843)のIPOセカンダリー投資 まとめ

ニッポンインシュア(5843)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 売上が右肩上がりで成長していて業績が好調
  • 購入単価が低いIPO(公募価格は810円)
  • 主要な大株主には90日間のロックアップがかかっている
  • 上場市場は東証スタンダード

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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